Yusuke Muroi










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  • ■2017



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    nuisance(洗濯バサミは個人の自由を主張する)(2017)
    洗濯バサミ
    1000×1000×3000(mm)
    『群馬青年ビエンナーレ2017』 群馬県立近代美術館, 郡馬


    群馬青年ビエンナーレ 2017 の入選作品。2014 年におこなった洗濯バサミを街のあちらこちらに取り付ける試みを、今回の展示に合わせた形で制作。中西夏之の「洗濯バサミは攪拌行動を主張する」のオマージュであり、数ヶ月前に亡くなった彼への追悼の念も込めていた。




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    覚束ない不確かな事実(2017)
    ミクストメディア
    サイズ可変
    『エア/プール - まちなかを撹拌する。』 東急目黒線「西小山駅」周辺, 東京


    街なかを会場とした展覧会での行為の記録。会場とするエリアとその周辺の数十か所で、子どものいたずらを思わせる痕跡をグラフィティとして深夜に展開した。




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    地に足がつかない(2017)
    ミクストメディア・この家にあったもの
    7200×5400×2400(mm)
    『谷中アートプロジェクト -全体と部分-』 平櫛田中邸, 東京


    この家にある椅子や机を一部屋に集めてひっくり返し、脚以外をすべてアルミホイルで覆い隠した。一部地に足がついているものもあり、それらは擬態しているという設定とする。




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    再構成(2017)
    ミクストメディア・捨てられるはずだったもの
    400×1800×400(mm)
    『谷中アートプロジェクト -全体と部分-』 平櫛田中邸, 東京
    3枚目写真右側 Luc-Andrea Laurasによる作品『檜』


    『地に足がつかない』で使用したアルミホイルが入っていた箱と、その芯で作られた彫刻作品。Le Corbusierの建築から着想を得ている。 制作における不要物は素材として、次の作品の一要素になっていく。




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    再生(2017)
    ミクストメディア・捨てられるはずだったもの
    サイズ可変
    『谷中アートプロジェクト -全体と部分-』 平櫛田中邸, 東京


    『地に足がつかない』の制作で発生した不用なアルミホイルの切れ端を素材とした作品。多肉植物と同系色で塗り、植物のような造形をつくる。これらは収穫された設定としてここにあり、その喜びをインスタレーションとして構成している。制作における不要物は素材として、次の作品の一要素になっていく。




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    Charming Girls(2017)
    ミクストメディア
    1090×2364(mm)
    『全国美術・教育リサーチプロジェクト』 東京藝術大学大学美術館, 東京


    東北地方の古い伝統こけしに魅了され、蒐集・研究に時間を費やすようになった。 特に、小幡福松工人(1898-1968)が製作したこけしに強い感銘を受け、関連資料も集め、研究をおこなっている。ここでは、特定の物事に執着するアールブリュットの作風に倣って、集めた資料のコピーの切り抜きや模写をコラージュして、その工人のこけしに対する執着を示す。





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